投稿日: 2020年10月29日2021年2月16日新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#36 わたしのろばベンジャミン 『わたしのろばベンジャミン』(ハンス.リマー/文、レナート.オスベック/写真、松岡享子/訳、こぐま社) 家族の愛情に育まれた少女スージーが迷子のろばの子ベンジャミンと出会って、友達になる。 愛らしい二人のツーショットが満載の写真絵本。二人がどんなに仲良しかってことをスージーが教えてくれます。 (笹川直子/芦屋11期)
投稿日: 2020年10月29日2021年2月16日新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#35 すばらしい季節 『すばらしい季節』(タシャ.チューダー/作、末盛千枝子/訳、すえもりブックス) サリーはいつも五感を通して、移りゆく季節の素晴らしさと喜びを味わい、まるで子どもの頃のターシャ自身を思わせます。サリーのセンス.オブ. ワンダーは生涯消えることはないでしょう! (笹川直子/芦屋11期)
投稿日: 2020年10月29日2021年2月16日新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#34 エマおばあちゃん 『エマおばあちゃん』(ウェンディ.ケッセルマン/文、バーバラ.クーニー/絵、もきかずこ/訳、徳間書店) 一人暮らしのエマおばあちゃんの楽しみは、窓辺に座って、朝から晩まで絵を描くこと。懐かしい友達や大好きな景色に囲まれて、もう寂しいとは思いません。明るく温かな色彩からほのぼのとした余韻が伝わってきます。 (笹川直子/芦屋11期)
投稿日: 2020年10月29日2021年2月16日新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#33 きょうはみんなでクマがりだ 『きょうはみんなでクマがりだ』(マイケル.ローゼン/再話、ヘレン.オクセンバリー/絵、山口文生/訳、評論社) 今日は朝から上天気、家族みんなでクマがりに出かけた。たどり着いた洞穴で見つけたのは、大きなクマ! 生き生きした筆のタッチと巧みな構成に引き込まれ、一緒にクマがりをして 無事に帰って来れた安堵感とスリルをたっぷりと味わえる絵本です。 (笹川直子/芦屋11期)
投稿日: 2020年10月29日2021年2月16日新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#32 いまがたのしいもん 『いまがたのしいもん』(シャーロット.ゾロトウ/文、エリック.ブレグヴァド/絵、みらいなな/訳、童話屋) この絵本の女の子は、次々と楽しい事を発見するのが大好き。でも今は、母さんと一緒にいるのが、大きくなるよりもずっと楽しいのです。幼かった娘と過ごした日々を、とても愛おしく思い出させてくれた絵本です。 (笹川直子/芦屋11期)
投稿日: 2020年10月29日2021年2月16日新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#31 まんげつのよるまでまちなさい 『まんげつのよるまでまちなさい』(マーガレット.ワイズ.ブラウン/さく、ガース.ウィリアムズ/え、まつおかきょうこ/やく、ペンギン社) 「よるをみたい」というぼうやへの母さんの答えは、いつも「満月になるまでまちなさい。」時が満ち、母さんが「さあ、いっといで!」と言った時、少年になっていたぼうやは、美しい満月の夜の森へと勇んで出ていったのです。ぼうやの成長を忍耐強く見守る母さんの温かなまなざしを感じます。 (笹川直子/芦屋11期)
投稿日: 2020年10月29日2021年2月16日新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#30 ボルカ 『ボルカ』(ジョン.バーニンガム/さく、きじまはじめ/やく、ほるぷ出版) 生まれつき羽毛がなく、代わりに毛編みの羽のボルカはいつも仲間外れ。 ある日ボルカは、一人船に乗りロンドンへ。ボルカの寂しさ、哀しみに心痛みますが、なんとそんなボルカに素敵な友達ができました。勇気がわいてくる絵本です。 (笹川直子/芦屋11期)
投稿日: 2020年10月29日2021年2月16日新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#29 男の子とおおきなさかな #29男の子とおおきなさかな 『男の子とおおきなさかな』(マックス.ベルジュイス/作、野坂悦子/訳、ほるぷ出版) 湖でつかまえた魚を家に連れて帰り、仲良く暮らそうとしましたが、「本当に相手を想うということは、束縛するのではなく、共に生きるということ」 だと気付いた男の子。自由に生き生きと泳ぎ回る魚を見て私も幸せでした。 (笹川直子/芦屋11期)
投稿日: 2020年10月29日2021年2月16日新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#28 ロバのロバちゃん #28 ロバのロバちゃん 『ロバのロバちゃん』(ロジャー=デュボアサン/ぶん.え、くりやがわけいこ/やく、偕成社) 自信喪失のロバのロバちゃんに、女の子がかけた「かわいいロバちゃんね、おみみがとってもすてき!」の一言で 幸せなロバになれました。ひとまねをするよりありのままの自分でいるのが一番いいと、語りかけてくれます。 (笹川直子/芦屋11期)
投稿日: 2020年10月29日2021年2月16日新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#27 ぼくのぱん わたしのぱん 『ぼくのぱん わたしのぱん』(神沢利子/文、林明子/絵、福音館書店) 白い粉がついたこの本を何度も読んでもらった気がします。 母と色々な形を作るのが楽しくて。 ページを開くと「おかえり」と言ってくれる母と、 パンのいい香りが浮かびます。 私にとって、母に会える大切な一冊です。 (下山寿美子/東京16期)