新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#06 いいこってどんなこ?

#06いいこってどんなこ
『いいこってどんなこ?』
(ジーン.モデシット/文、ロビン.スポワート/絵、もきかずこ/訳、冨山房)
 親は、我が子が健やかに伸び伸びと成長して行って欲しいと願うものですが、子どもにとっての最高のエールは、親からの無条件の信頼と愛情であることを、この絵本の母うさぎと子うさぎが、ほっこりと教えてくれます。
(笹川直子 / 芦屋11期)

新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#05 しろうさぎとりんごの木

#05しろうさぎとりんごの木

『しろうさぎとりんごの木』
(石井睦美/さく、酒井駒子/え、 文溪堂)
 おかあさんのやさしさと温かさに包まれて、大きな安心感と幸せを感じられる絵本です。
息子の一番のお気に入りで♥️ 小さなうさぎは、わが子のようで愛らしい♥️
息子と私の心と心をつなぐ大切な絵本です。
(岩永宝子 / 芦屋15期)

新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#04 おとうさんの ちず


『おとうさんの ちず』
(ユリ・シュルヴィッツ/作、さくま ゆみこ/訳、あすなろ書房)
 あたり前のようにあった暮らしがなくなっていく戦争下で、おとうさんがパンよりちずを選んで帰ってきます。
ちずを眺めて想像する満足感で、ひもじさを忘れるまほうの時間をもらいます。おとうさんの深い愛のお話です。
(大西徳子 / 芦屋6期)

新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#03 いちごばたけの ちいさなおばあさん


 

新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#03
 
『いちごばたけの ちいさなおばあさん』
(わたりむつこ/さく、中谷千代子/え、福音館書店)
 私の子どもの頃の記憶の中で、夕日が差し込む部屋の風景と共に出てくる絵本です。
始めての子育ての中で再会し、3人の子どもと楽しみました。今は孫に読んでいます。
3世代を繋ぐ大切な絵本です。
 
(安達 光生/芦屋5期)

新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#02 こねこのぴっち


『こねこのぴっち』(ハンス・フィッシャー/作、石井桃子/訳、岩波書店)
 優しいおばあさんに飼われている子猫のぴっちが、「ネコじゃない自分」さがしをする話。ほかの動物にあこがれ怖い思いをし、最後は「僕はネコなんだ」と納得。踊るような線と淡い彩色が大好きでした。のちにわが家に来た子猫がぴっちそっくりで、子どもと大喜びしたものです。
(皆川 昌子/東京10期)

新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#01 プンクマインチャ

#01 プンクマインチャ

『プンクマインチャ』ネパール民話

(大塚 勇三/再話、秋野亥左牟/画、福音館書店)

 鬼にさらわれる場面は毎回緊張! でもいつも、布団の中での母による読み聞かせだったから、安心しながら、ドキドキ。力強く、異文化を感じさせる絵と共に、「優しくあれ」「因果応報」ということを感じ取っていました。
 
藤井 和美/芦屋16期