3.11の朝。教室で5年生たちと読みました。
大切な人たちと絵本を読める時間がかけがえのない時間だと思えます。
哀しみにそっと寄り添うような、
長倉さんのあたたかく優しい写真と言葉が心にじーんと沁みます。
絵本で子育てする楽しさを学び伝えたい
新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」書棚
:絵本講師の心にある絵本の紹介の投稿をアルバムに一覧化しました。
3.11の朝。教室で5年生たちと読みました。
大切な人たちと絵本を読める時間がかけがえのない時間だと思えます。
哀しみにそっと寄り添うような、
長倉さんのあたたかく優しい写真と言葉が心にじーんと沁みます。
死と孤独、小児ガンに立ち向かった
子どもへ
(E.キューブラー.ロス/文、アグネス.チャン/訳、はらだたけひで/絵、佼成出版社)
『ダギーへの手紙』は、E.キューブラー.ロス博士が、脳腫瘍を患っていた
9歳の少年ダギー君にあてて書いた手紙です。
(横塚眞己人/作.写真、講談社)
さがりばなは、夜の間ずっと咲き続け、朝に花を落とします。
命の花が、また綿毛の花になって流れて行きました。
(笹川直子/芦屋11期)
(いとうひろし/作.絵、講談社)
ぼくとおじいちゃんは、いつも手をつないで散歩をしました。困ったことに出会うと、おじいちゃんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」とおまじないのようにつぶやきます。
(笹川直子/芦屋11期)
(辻村深月/作、今日マチ子/絵、瀧井朝世/編、岩崎書店)
卒業前の6年生たちと読みました。
思春期の子どもたちにドストライクな絵本。
その周りに向けて放つ、光の矢のような絵本です。
いのちの大切さをわかちあうために
(ブライアン.メロニー/作、
藤井あけみ/訳、新教出版社)
いのちには、始まりと終わりがあって、その間は、「生きている時間」が満ちています。
(笹川直子/芦屋11期)
(大塚敦子/写真.文、小学舘)
エルマおばあさんからの「最後の贈り物」は最期まで自分らしく生きる事で、沢山の愛を家族に残して逝った事でした。
(ジョン.バーニンガム/作、長田弘/訳、ほるぷ出版)
ジョージーの新しいベッドは、魔法の言葉を唱えると、何処へでも旅が出来る不思議なベッド。迷子の子どものトラを保護したり、海賊に追いかけられたり、魔女達と競争したり。夢みる力を羽ばたかせ、さあ、冒険の旅へと
出発‼️
(レベッカ.ボンド/作、さくまゆみこ/訳、偕成社)
窓の外には、きれいな夜空が広がり、
月の光に包まれて、手作りのベッドで
すやすや眠る赤ちゃん。家族の喜びと
愛情が、絵本のすみずみにまで詰まった、温かい画風がぴったりのレベッカ.ボンドさんの処女作です。
(笹川直子/芦屋11期)
(ジュディス・ヴィオースト/作、金原瑞人/訳、はたこうしろう/絵、文溪堂)
高校生の娘が手に取った絵本。「それ、はたこうしろうさんの絵だよ」と言うとソファーに座って読み始めた。
彼女も左利き。幼い頃から大好きでよく一緒に読んだはたこうしろうさんの絵本と久しぶりの再会。
かわいい恋の絵本です。