はばたきの会
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交流会風景

2021年度・第1回「絵本講師の会」全国合同交流会
/2021年4月11日(日)

2021年度 第1回 絵本講師の会 全国合同交流会が2021年4月11日(日)、芦屋市民センターにて開催されました。参加者33名。司会今泉恵子さん(芦屋12期)のおだやかな声で始まります。

①司会 今泉恵子
①司会 今泉恵子

森ゆり子理事長のあいさつでは虐待について触れられました。静かな口調にも熱い思いが伝わってきます。お話しから私たち絵本講師はただ現状を危惧し嘆いたり、批判したりするのではなく、「なぜ?」「どうして?」と当事者(大人)にも思いを馳せてみること。自らに引き寄せて考えてみることが大事だと思うのでした。そこに絵本講師の役割がある。そう再確認いたし今日これからの交流に期待がふくらみます。皆さんの理事長を見つめる眼差しも真剣そのものです。

②開会の挨拶 森ゆり子
②開会の挨拶 森ゆり子

続いて、池田加津子副会長の会則説明。気品ある声に規約さえも心地よく入ってまいります。続けて、一人ずつ前に出て自己紹介と支部紹介。現在全国14支部が活躍中。南大阪支部「いっぽ」では、昨年は思うように活動できなかったがzoomを使った交流で有意義な学びができたとの報告がありました。

③規約説明 池田加津子
③規約説明 池田加津子
④支部紹介 安達光生
④支部紹介 安達光生

その後、舛谷裕子さん(芦屋3期)が、「講座をする前に」と題し、広報活動にあたっての留意点をわかりやすく伝えてくださいました。持ち物に始まり服装、名刺の渡し方、講座が決まってからの段取りと事務局への連絡の仕方、終了後の報告についてと一連の作業要項を要領よく説明されます。「わからないことがあればいつでも事務局へ相談してくださいね」とやさしく語りかけていただき、皆さんほっとした様子で頷いておられました。

⑤講座をする前に 舛谷裕子
⑤講座をする前に 舛谷裕子
⑥講座実演 小暮えりな
⑥講座実演 小暮えりな

講座までの道のりがイメージできたところで、小暮えりなさん(芦屋17期)による講座実演です。タイトル「子どもとの暮らしの中に絵本を」。私たちは想定の未就園児の保護者になって耳を傾けます。落ち着いたやわらかなお話しぶりは心地よく、しっかりと絵本の選び方や家庭での読み聞かせポイントを説いていかれます。「子どもから『もう一回読んで』と言われることは最上級の褒め言葉です」と小暮さん。なかでもお子さまとの絵本『おにぎり』(平山英三/ぶん、平山和子/え、福音館書店)のエピソードはほほえましく読み聞かせをしてみたくなるようなものでした。聞いてくださる方が自分たちだけの絵本体験記を作ってみたくなる、そんなあたたかな講座でありました。

⑦講座実演 加藤美帆
⑦講座実演 加藤美帆

昼食をはさみ午後の部が始まりました。加藤美帆さん(芦屋3期)の講座です。場面も対象も異なる2つのパターンのレジュメを用いて進められました。子育て中の保護者さま向けとカルチャーセンターでの連続講座。実践にあたり注意すべきことや心得、レジュメの作り方などこれまで幾多の講座を重ねてこられた加藤さんならではのもの。心理職のお立場からの内容の盛り込まれており充実です。聞いて、見て、後から読んでも分かりやすいレジュメ作りも工夫されています。2場面の講座から一貫して伝わるのは、読むということ・聞くということのたいせつさです。あたたかな声とスキンシップのたいせつさを伝えてこられた加藤さんのお話しからは、今私たちにとってたいせつなこと、大事なことは何なのかを今一度確かめることができたのではないでしょうか。

⑧時事放談 藤井勇市
⑧時事放談 藤井勇市

グループワークの前に藤井勇市顧問の時事放談です。マスク警察という言葉が生み出されるほどに、もはや私たちの暮らしの中でマスクをつけることが当たり前、必須ともとれる社会状況となってしまっていることに一石。そこから東京五輪、コロナウイルスワクチン接種についてと今後の見通しや見解をお話しされました。皆、投じた一石から波紋の如く広がっていく話題(放談)に興味深く耳を傾け聴き入っておりました。伺いながら改めて、報道される世間の言葉や情報を鵜呑みにするのではなく、きちんと自分の眼で見て判断すること、精査すること、マスメディアに毒されることなく自分自身の頭で考え行動することが大事だと思うのでした。

⑨閉会の挨拶 大長咲子
⑨閉会の挨拶 大長咲子

その後、どのグループも新しい仲間を迎えての話し合いはあっという間に過ぎていき、終始おだやかな雰囲気の今泉さんと大長咲子副会長のあいさつによって無事閉会いたしました。

一年を見守り続けた芦屋川のさくらは葉桜となり、人間界の新たな年度の始まりを静かに見つめているようでした。

全国の皆さま、どうかお健やかにお過ごしくださいますように。

本日は誠にありがとうございました。

(みはやら・みな)

宮原美奈(芦屋4期)
宮原美奈(芦屋4期)