絵本体験記287 子どもと共に楽しむ絵本 幸崎 千恵(埼玉県)

わたしの絵本体験記

~絵本フォーラム第129号(2020年03.10)より

 

子どもと共に楽しむ絵本
子どもと共に楽しむ絵本 幸崎 千恵(埼玉県)

 私は娘が生まれたことをきっかけに、絵本を読むようになりました。私も夫も読書が好きでしたので、娘にも本を読む楽しさを知ってもらえたらいいなと思い、0歳から絵本の読み聞かせをスタートし、4歳になる現在も毎日絵本を読んでいます。

 娘のためにと読み始めた絵本ですが、子どもが興味を持つように工夫の凝らされた絵本の数々に、私自身が魅了されました。私が特に好きなのは、かこさとし先生の『からすのパンやさん』(偕成社)です。こんがりと美味しそうに描かれたパンを見ると、ワクワクした気分になります。娘への読み聞かせも何度もしていて、娘は見開きでたくさんのパンが描かれたページがお気に入りです。このページを開くと色々な形のパンを「これは何?」と興味をもって尋ねてきます。そして、「私はうさぎパンが好き」と自分のお気に入りのパンを選び始めます。私も好きなパンを選び、親子でパンの絵を見て「美味しそうだね」と言いながらうっとりと眺めています。

 絵本の読み聞かせは感動を一緒に体験できるとても大切な時間であり、親子で絵本の世界に入り込めるので、自然とコミュニケーションを取ることができます。

 子どもの成長はあっという間なので、何歳まで娘との読み聞かせの時間が持てるかなと今から少し寂しさがありますが、親子で一緒に過ごせるこの時間を楽しみながら、これからも絵本の読み聞かせを続けていきたいです。
(はやし・まき)

●講師● 上甲 知子…2020/02/01 (株)みんなのそだちLab/絵本カフェ タテノイト(埼玉)


1)担当講師名:
上甲 知子

2)芦屋or東京第何期:
東京8期

3)主催:
(株)みんなのそだちLab様

4)県・市町村:
埼玉県秩父郡

5)開催年月日(西暦):
2020年02月01日

6)開催場所:
絵本カフェ タテノイト

7)参加者のコメント(感想文):
絵本を読んでもらうと自分が赤ちゃんに戻ったようでした。「絵本を読んであげなければ!」ではなく、「読みたい!」と思うお話でした。

8)コメント者名:清水 知恵子さん

9)参加人数:40人

10)読んだ絵本の名前:
「おおきなかぶ」

絵本講座報告 2019年09月13日 中村 利奈

1)担当講師名:中村利奈
2)芦屋or東京第何期:芦屋2期
3)主催:志木市柳瀬川図書館
4)県・市町村:埼玉県志木市
5)開催年月日(西暦):2019年9月13日
6)開催場所:柳瀬川図書館
7)参加者のコメント(感想文):子育ての中で絵本を読むことの大切さがよくわ かりました。今までは大人のペースで読んでいましたが、これからは子どもの様 子を見ながら、大切な読み聞かせの時間を共有したいと思いました。
8)コメント者名:伊藤香さん
9)参加人数:35名
10)読んだ絵本の名前: 「しろくまちゃんのほっとけーき」 「ちいさなねこ」 「大きな木」