1916-317 中山 敦子(なかやま あつこ)


1916-317

中山 敦子(なかやま・あつこ)

埼玉県草加市

 子どもの頃、日常は魔法に溢れていました。卵の殻の車や、猫で満員の飛行機に乗り、虎のバターでホットケーキを焼き、猫とコロッケを揚げ、怪獣たちと朝まで踊り、子やぎたちと狼に怯え、矢を射られた馬に泣く。絵本で様々な世界を知り、心を知りました。今は、運転は下手だし、揚げ物は苦手だし、家の猫は戦力にならないし、夫は踊らないし、絵本の世界のような魔法は効かないけれど。リトミック講師として、音楽と絵本の楽しさを伝えたくて、今日も奮闘しています。