2024年10月19日
親と子で同じ空間を共有しよう
第21期「絵本講師・養成講座」大阪会場が2024年10月19日(土)、CIVI研修センター新大阪東において開催されました。
朝の空気に爽秋の気配が……とはいかず、お天気に恵まれない1日でしたが、絵本講師を志す21期受講生の皆さんの集う会場内は快晴。そんな中、加藤美帆さん(芦屋3期)の司会で講座がスタートしました。
午前の講義は(故)中川正文先生による2010年度7月に行われた講座「絵本私の旅立ち」をD V Dで視聴しました。1冊の絵本を通して親(大人)と子が経験を共有することの大切さ、親は子を「育てている」のではなく子に「(親となるよう)育てられている」「絵本を仲立ちにして親と子が経験を分かち合うことの大切さ」など、説いてくださり受講生の皆さんも真剣な面持ちで聴き入っていました。
休憩を挟んで午後からはN P O法人「絵本で子育て」センター藤井勇市顧問による講座「子どもに絵本を届ける大人の心構え」です。「絵本で子育て」センターを支えてくださった中川正文先生、むのたけじ先生、松居直先生とのエピソード、また「学ぶことは知識を詰め込むことではなく、いろいろな意見や考えを聞き、それが正しいか否かを自ら調べることである」と伝えられ、コロナワクチン接種に隠された策略や原発問題など多岐に亘りお話しをしてくださいました。
藤井顧問の講演の後は、大長副理事長(芦屋1期)より「絵本講師・養成講座の学び方」と10月1日からの郵便料金値上げが反映されていない郵便物(リポート)が受講生より届いているため、郵送の際は料金の確認をすること。また、来年度22期生の「絵本講師・養成講座」の募集がスタートし順調にお申し込みがきているため、受講希望のお知り合いがおられれば早めにお申し込みをお伝えいただきたい、とのお知らせがありました。
そして講座の最後は恒例のグループワークです。各グループのリーダー、サブリーダーが中心となり、今日の講座の振り返りや絵本の選書について、意見が活発に交わされました。私自身もグループワークに参加させていただき、新たな学びが得られた貴重な一日となりました。
(ねもと・ひろこ)
会場準備風景
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