2023年3月25日(土)
第19期「絵本講師・養成講座」東京会場の閉講式が2023年3月25日(土)、飯田橋レインボービルにおいて開催されました。東京はあいにくの雨模様でしたが、会場近くのお堀端の桜は、第19期生の門出を祝うかのように満開でした。
会場には、一年間の学びを終えた東京会場19期生が晴れやかに集いました。
午前10時30分より勝村美幸さん(東京5期生)の司会で閉講式が始まりました。
まず初めに、森ゆり子理事長より、修了証書の授与が行われました。グループごとに名前を呼ばれ、本講座の修了をたたえられた方それぞれは、充実した面持ちでスタッフや他の受講生からの拍手を受けました。
すべての修了証書の授与後、森ゆり子理事長より、「皆さんが学んだことを聞きたい人がたくさんいる。大きな講座ではなくても、身近にいる人に少しでも伝えていくことが大切。どんどん絵本で子育てすることの大切さを広げていってほしい」と挨拶されました。
藤井勇市顧問からは、全体講評として最終リポートが力作ぞろいであったことと、これから実際に講座を開催するうえで気を付けておきたいことなどのお話がありました。
その後、大長咲子(副理事長・絵本講師の会副会長・芦屋1期生)から、今年度もまた多くの絵本講師の仲間出来たことを大変嬉しく心強く思うと祝辞を述べさせていただきました。
つづいて、岡部雅子さん(芦屋2期生)より、ご自身が受講していた当時を思い出しながら、その時は理解しきれなかったことが、その後の様々な経験によりストンと腹に落ち、「絵本講師・養成講座」で学んだことはかけがえのない経験になったとお話しされました。
山中光江さん(関東地区理事・東京2期生)は、この講座が19年も続いているのは、やはり必要とされているからこそだと思う。だから皆さんも伝え続けてほしいと述べられました。
そして、所用でご臨席がかなわなかった、童心社 代表取締役・後藤修平氏からのメッセージを池田加津子さん(理事・絵本講師の会副会長・芦屋2期生)が代読されました。
また、とよたかずひこ氏、飫肥糺氏からのお祝いメッセージを岡美佐緒さん(東京9期生)が代読されました。
修了式閉会後、大久保広子さん(東京5期生)より、絵本講師の会(はばたきの会)についての説明がありました。
午後の部は、梅田俊作先生の記念講演「絵本で生きる」から始まりました。梅田先生が、徳島県の日和佐にアトリエを構えていたころにおこった様々なことから、今暮らす東京での生活で感じることなどのお話を交え、子どもたちが本当に必要としていることは何かについて言及されました。
1年間を通して私たちが学んできたことの大きな答えが梅田先生のお話を通して改めて感じられました。また、絵本講師がこれからも絵本講師の会(は
ばたきの会)で学び続けることの大切さを語ってくださいました。
その後の懇親会では、各出版社からのお祝いメッセージを大出あゆみさん(東京13期生)、ジェリー・マーティンさん(東京8期生)、中田朋子さん(東京7期生)が披露されました。
大久保広子さんの司会で終始和やかな雰囲気の懇親会では、修了生たちの笑顔がはじけ、みなさん今後に向けて楽しく語らっておられました。
あっという間に楽しい時間は過ぎ、最後に池田加津子さんより、修了生の皆さんへ、この一年間の素晴らしい学びと努力、そしてこれからの活躍を期待する言葉が贈られました。
終了式当日にも、絵本講師の会(はばたきの会)にたくさんの方が入会してくださいました。これからも共に学べることの喜びを感じるとともに、修了生の皆さんの今後の活躍が楽しみです。
(だいちょう・さきこ)
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