第17期「絵本講師・養成講座」東京会場 第2編 
2020年7月 18 日(土)、飯田橋レインボーホール

報告:森 ゆり子(理事長)

森 ゆり子(理事長)

 第17期「絵本講師・養成講座」東京会場 第2編が2020年7月 18 日(土)、飯田橋レインボーホールに於いて開催されました。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大阪会場・東京会場ともに第1編は開催中止となりましたが、大阪会場第2編に続き、東京会場も第2編を開催することができました。

スタッフ
スタッフ

 受付では、受講生の方に消毒液を使っていただき、その後当日の配付物(テキスト・レジュメ・リポートなど)をお渡ししました。合わせて、非接触型体温計で体温を測らせていただきました(皆さんも、ご自宅で検温を済ませてご来場くださったようです)。

スタッフ
受付
スタッフ
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 大阪会場同様に東京会場も、機械換気が完備されています。東京会場は、更に扇風機も用意されていました。当日は小雨が降っていましたが天窓を開けていただき(蚊が入ってきて嫌がるかたもおられるとか)、ドアも開けた状態でプログラムを進めていきました。第17期「絵本講師・養成講座」東京会場受講生は全員で54名ですが、当日の出席者は9名でした。皆さんには、社会的距離を充分とった状態で、席に座っていただきました。

スタッフ
天窓をあけて

  午前の部は、「絵本のよろこび」と題した松居直氏のDVD 講演です。松居先生は「人が生きる上で大切な事はなにか」と私たちに問いかけられました。10年前のご講演ですが、全く違和感のない普遍的なお話で、「大切なものは目に見えない」という言葉を噛み締めました。先生のご講演はこれからもたくさんの方に聴いていただきたいと改めて思いました。

スタッフ
ドアを開けて開催

 休憩をはさみ、午後の部は絵本作家・とよたかずひこ氏の講演です。マスクを着用し、飛沫防止用のアクリル板スクリーンを前に、まずは、『にょろ にょろり』 『はい、タッチ』 『でんしゃがくるよ』の紙芝居を次々に演じてくださいました。『はい、タッチ』についてのエピソードは何度お聞きしても感動します。マスク着用での90分の講演はさぞお疲れのことと思います。先生、ありがとうございました。

スタッフ
とよたかずひこ氏

 その後、大長咲子副理事長から「絵本講師・養成講座」の学び方について説明がありました。「絵本講師・養成講座」は「家庭に言葉を取り戻す」「リアルな人間関係の復活」を願って、まずは、子育てに絵本の読み聞かせが有効であるということを学び、今、子育てをするお父さんやお母さん、子どもを取りまく人々にそのことを伝える人、すなわち「絵本講師」になるための学びの講座です。もちろん、テキストなどで絵本の読み方などにも触れますが、それには特化していないということを理解してほしい、と話しました。

アーサー・ビナード氏 
大長 咲子 

  続いて、グループワークに移りました。グループワークには参加せずに帰られる受講生の方もおられると思っていましたが、定刻の時間になっても名残惜しそうなご様子でした。

アーサー・ビナード氏 
勝村 美幸 

「とても楽しかった」という言葉をお聞きして、スタッフ一同ほっとしたと同時に、第2編を開催出来たことを嬉しく思いました。(もり・ゆりこ)

東京会場第2編のスタッフ

スタッフ

 

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