第16期(2019年度)「絵本講師・養成講座」Tokyo#1

第16期 絵本講師・養成講座会場風景

東京会場第1編  2019年5月25日

報告者 東京13期 大出 あゆみ

報告者 東京13期 大出 あゆみ

絵本の「素的」を訪ねる旅が始まりました

 第16期「絵本講師・養成講座」(大阪会場)が2019年4月20日、春らしい陽気に包まれた新大阪CIVI研修センターにて開講。早くから到着された受講生の期待と緊張感が徐々にお部屋に満ちての開講式となりました。

中村利奈さん

第16期「絵本講師・養成講座」東京会場第1編が2019年5月25日(土)、飯田橋レインボービルで開催されました。

 初夏を感じさせる日差しの中、早々と受講生の皆さんが会場入りされ、緊張感漂う雰囲気のなか、中村利奈さん(芦屋2期)の司会で開講式が始まりました。

森ゆり子理事長

 はじめに森ゆり子理事長より「本講座は今年で16期を迎えることができました。昨年度(2018年)第15期までに1,700名の絵本講師が誕生しました」講師は全国各地で活躍していること。

 また、「生の声から獲得した豊かな言葉から豊かな心が宿る、絵本を読むことで愛を伝えていってほしい」という熱い思いを語ってくださいました。また、「この講座を終えるころには、皆さんきれいに若々しくなっています。楽しい1年間を共に学んでいきましょう!!」という理事長からのメッセージを聞いて、受講生の皆さんも段々と笑顔になり、和やかな雰囲気となっていきました。

  続いて、「絵本で子育て」センター理事・山中光江様。童心社・後藤修平様。太陽出版・龍宮敏治様から祝辞をいただきました。先輩講師や出版社の方々からの応援メッセージを、受講生のみなさんはうなずきながら、しっかりと受け止めている様子でした。

 その後、藤井勇市専任講師から、養成講座の学び方、リポートの説明がありました。 また、「この国の家庭には言葉やリアルな人間関係がない。言葉を取り戻すために、人と人との言葉の関わりの大切さを伝えるための講師育成を目指したのが本講座の開講動機です」という「絵本講師・養成講座」に対する熱い思いを語られました。

 次に、オリエンテーションの時間となり、受講生はグループに分かれて自己紹介やリーダー・サブリーダーを決めました。また、講座を受講したきっかけや、絵本に対する思いなどを語り合い、グループ内の距離が縮まっていくのを感じました。

アーサー・ビナード氏

 午後は、「知らなかった、ぼくらの日本語」という演題で、詩人・翻訳家の アーサー・ビナード氏の講演がありました。5月に刊行された紙芝居『ちっちゃいこえ』(童心社)を自ら実演してくださいました。丸木位里さんと俊さんの「原爆の図」から選んで構成した迫力ある絵と、「紙芝居ってメチャクチャだ!」という自らの気づきから作られた型破りな脚本にあっという間に引き込まれ、受講生のみなさんも真剣な眼差しで聞き入っていました。

池田 加津子

 その後、ご自身の紙芝居の初体験の話や7年間かかった制作秘話など楽しく語ってくださり、会場は笑い声に包まれました。また、「どこにでもありそうで、なかった紙芝居をいつか作ってみたかった」という、この作品に込められたビナード氏の熱い思いを聞き、会場は大きな拍手で包まれて講演終了となりました。

 最後に、再びグループワークの時間となり、講演の感想やリポートについての質問、絵本を子育てに取り入れている体験談など、活発に意見交換が行われました。 
 そして講座終了のころには、受講生の緊張はすっかりほぐれ、笑顔で会場を後にする姿を目にし、第1編の講座が充実したものであったことを実感しました。 
 今期も1年間、励まし合い、楽しみながら学び、貴重な時間を過ごしながら、共に成長していけたらと思います。

(おおいで・あゆみ)

会場風景

(東京会場第1編 会場風景)