新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#44 きたきつねのゆめ

『きたきつねのゆめ』(手島圭三郞/絵と文、ベネッセ)

凍った雪野原にお腹をすかせたきたきつねが一匹。眼前に不思議な世界が広がり、楽しかった子どもの頃を思い出していました。朝日のなかで出会った仲間のきつね。この物語は、厳しい自然の中で生き抜いていく命への讃歌であると思いました。

(笹川直子/芦屋11期)