新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#60 ふゆねこさん

60 ふゆねこさん
 『ふゆねこさん』

(ハワード=ノッツ/作.絵、松岡享子/訳、偕成社)

夏の野原で生まれ、初めての冬を

ひとりぼっちで迎えた子猫。

子ども達は「ふゆねこさん」と声を

かけ、食べ物を与え、猫と子ども達

の距離は少しずつ縮まっていく。

子猫と子ども達の心の交流を描いた

心温まる絵本です。 

(笹川直子/芦屋11期)