●講師●  小暮 えりな…2023/02/19 宇治市生涯学習課/宇治市生涯学習センター(宇治まなびんぐフェスタ2023)(京都府宇治市)

●講師●  小暮 えりな…2023/02/19 (京都府宇治市)
●講師●  小暮 えりな…2023/02/19 (京都府宇治市)
●講師●  小暮 えりな…2023/02/19 (京都府宇治市)
●講師●  小暮 えりな…2023/02/19 (京都府宇治市)
●講師●  小暮 えりな…2023/02/19 (京都府宇治市)

 

1)担当講師名:小暮 えりな

2)芦屋or東京第何期:芦屋17期

3)主催:宇治市生涯学習課

4)県・市町村:京都府宇治市

5)開催年月日(西暦):2023年02月19日

6)開催場所:宇治市生涯学習センター(宇治まなびんぐフェスタ2023)

7)参加者のコメント(感想文):3歳の娘と参加しました。賑やかな言葉の絵本から始まり惹きつけられ、WSの参加費と同じ100円玉の物語を聞いて、後で嬉しそうに100円玉を握りしめて参加しました。季節の絵本もあり、春を感じてほっこりしました♪

8)コメント者名:藤橋 優希さん

9)参加人数:13人程度

10)紹介した絵本の名前:
「 ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ 」
「 ひゃくえんだま どこへゆく? 」
「 たんぽぽは たんぽぽ 」

●講師● 小暮 えりな…2022/11/20 ねぎぼうず文庫/ねぎぼうず文庫(京都)

●講師● 小暮 えりな…2022/11/20(京都)
●講師● 小暮 えりな…2022/11/20(京都)
●講師● 小暮 えりな…2022/11/20(京都)
●講師● 小暮 えりな…2022/11/20(京都)
●講師● 小暮 えりな…2022/11/20(京都)

1)担当講師名:小暮 えりな

2)芦屋or東京第何期:芦屋17期

3)主催:ねぎぼうず文庫

4)県・市町村:京都府京丹後市

5)開催年月日(西暦):2022.11.20

6)開催場所:ねぎぼうず文庫

7)参加者のコメント(感想文):絵本に説明を入れたり感想を聞くことで、読んであげているということを通じて自分が「安心」していたが、そんなことをしなくても絵本をただ読むというだけで、子どもに対するスキンシップになってるんだと思った。

8)コメント者名:奥田 知美さん

9)参加人数:午前7人、午後5人

10)紹介した絵本の名前:
「 ねこガム 」
「 こりゃまてまて 」
「 おどりたいの 」

絵本体験記289 たからもの 大林 恵(大阪府)

わたしの絵本体験記

~絵本フォーラム第129号(2020年03.10)より

 

たからもの
たからもの 大林 恵(大阪府)

 先日、娘が「私、気づいた。こないだ読んだ絵本に、本は子どもの宝物って書いてたやろ、それで私とがく(息子の名前)はお父さんお母さんの宝。ということは、本がいっぱいのうちの家は宝物だらけやん!?」

 高揚した顔で話す娘があまりにいとおしく、この日は私の頬もゆるみっぱなしでした。そんな娘は幼稚園の年長さん。人一倍感受性が強く繊細なところがあり、園生活では周りにも気を配るので時折ぷつんと糸が切れたかのように疲れるのです。

 そんな時、娘の心を柔らかく包み込んでくれるのが絵本です。選んで持ってくる絵本を通して娘の気持ちが透けて見えることもあります。先日もあまりに疲れて、お昼寝したいから読んでと持ってきたのが『ロバのシルベスターとまほうの小石』(評論社)でした。まほうにかかって石になってしまったシルベスター。必死に行方を捜す両親、もうだめなんじゃないかと思った矢先に奇跡が起こり……何度読んでも胸がいっぱいになるお話。娘にこの絵本のどこが好きなのか聞いてみると、「だって、もし私が行方不明になったらお父さんもお母さんも一生懸命捜してくれると思うねん。それを考えるとなんか幸せやし嬉しいから」ですって。

 こんなまっすぐな思いを伝えてくれて、お母さんも本当に嬉しいし幸せ。そして何より、ついつい感情をぶつけてしまう日もある中で、「私は愛されているんだ」という喜びがしっかりと娘の中にあることに気づけてホッと胸をなでおろしたのは言うまでもありません。絵本がもたらしてくれたこの喜び。これらが娘の心の中の「宝物」になってくれたらいいなと思いながら今日も絵本を読んでいます。
(おおばやし・めぐみ)

絵本体験記288 頼りがいのある相棒 福井 桃子(京都府)

わたしの絵本体験記

~絵本フォーラム第129号(2020年03.10)より

 

頼りがいのある相棒
頼りがいのある相棒 福井 桃子

 私には現在、7歳、3歳、1歳の子どもがいます。3人も子どもがいると、肝っ玉母ちゃんのように思う方も多いのですが、実際は少し子育てに慣れただけのまだまだ初心者マークがついた母親です。そんな私なので、長女が生まれたばかりの頃は想像を絶する慌てふためきぶりでした。子どもとどう接していいか分からない私に絵本の読み聞かせを勧めてくれたのは夫でした。毎日オロオロするばかりで困り果てていた私はすぐに飛びつきました。私自身が好きな絵本を娘が夜眠る前にひたすら読み続けました。

  そんな母親初心者と共に育った娘はもう小学校一年生。小さかった頃の面影をわずかばかり残し、身体に不似合いなランドセルを背負って毎朝小学校に向かいます。きっとあと数年もすると、たいして大きくない私の身長をさっさと抜かして、ランドセルを小さく感じるようになるでしょう。

  あの頃、ページがすり減る程長女に読んだ『ぐりとぐらのかいすいよく』(福音館書店)。この絵本をひらく度、目をキラキラさせながら聞き、夜お布団の上でぐりとぐらの真似をして、くじらおよぎやイルカジャンプをしていた娘を思い出します。オロオロ母ちゃんの私はいろんなことをすぐ忘れてしまいます。こんなに忘れたくないと切望している今の子ども達の姿さえも。そんな私に代わって、絵本が子ども達の様子を覚えてくれている、そんな風に思えて仕方ありません。この先もずっとオロオロ母ちゃんであろう私は絵本という頼りがいのある相棒と共に子どもの成長を見守っていくのだと思います。
(ふくい・ももこ)

絵本体験記278 「ブックスタートによせて」小曳 昌子 (京都府)

~絵本フォーラム第126号(2019年07.10)より

 ブックスタートに携わり子どもたちに触れあって10年が過ぎました。我が子の子育て中は無我夢中で気づけなかった事が沢山あります。

 一歳前の子どもたちが『いない いない ばあ』の絵本に身体中で感情を表現する様子を見ると読み聞かせをしている私も嬉しくなります。お母さんに抱っこされその膝の上で足をバタバタさせて喜んでくれるのです。

 「ばあ」のことばに、一生懸命絵を見ている子どもさんや、絵本に興味しんしんで近寄ってきてくれる子どもさんなど反応は様々です。みんな違ってみんないいということを実感しています。あまり読み聞かせをしていない方や、絵本を閉じたり開いたりなめたりして読み聞かせに関心をしめさないと心配されるお母さんもいらっしゃいます。成長のペースはそれぞれです。色々含めて、すべてが親子のコミュニケーションを育てるうえで大切なことだと今は自信を持って言えます。まずは絵本とのコミュニケーションをお母さんも楽しんでもらえたらと思っています。

 ブックスタートに参加するうちに思い出したことがあります。子育て中『泣いた赤鬼』を読んでいて、私自身が胸に迫ってくるものがあり言葉につまった時に、涙ぐんでいた息子のこと。『三びきのやぎのがらがらどん』を繰り返し繰り返し読んで、絵本がしわになっていること。あの頃の私自身に出会うのです。幸せな気持ちになります。絵本を通して心が動くときを発見できるブックスタートをこれからも続けていきたいと思います。
(こびき・まさこ)