新連載「わたしの心のなかにある絵本たち」#37 チャーリーのはじめてのよる


『チャーリーのはじめてのよる』(エイミー.ヘスト/ぶん、ヘレン.オクセンバリー/え、さくまゆみこ/やく、岩崎書店)

 雪降る街で拾われた子犬のチャーリーは、少年の家で初めての夜を迎えた。怖くて寂しくて、鳴きながら震えていた。
少年に抱き締められ、彼のベッドで寝入った子犬の寝顔が愛おしい。ほっこりと心温まる美しい絵本です。

(笹川直子/芦屋11期)