友人のケーキ屋さんが、閉店しました。色々な事情があって、決まった事だと思うのですが、寂しくて胸がいっぱいになりました。
ある夜、お店の前を通ると、カーテンが少しあいていて、窓に灯りがともっていました。中にはクリスマスの飾りつけがしてあって、ツリーや星のやわらかい光が、暗い夜道をほんのり照らしています。
友人のお店は、別の形で生まれ変わると聞きました。あの窓の灯りを思い出すと、わたしの胸もほんのりとあたたかくなるのです。
今年も残りわずかになりました。みなさま、どうぞお大事にお過ごしください。
たさききょうこ