交流会  3ヶ月ぶりの交流会が10月2日、芦屋市民センターで開かれました。
秋の運動会・文化祭シーズンのためか20人ほどの参加でありましたが、「お久しぶりです」「こんにちは」の声と共に懐かしい顔が並び、内田祐子さんの横には小さなレディがおねむ中でした(大きくなられて!)

午前の部は、元祖百ます計算の師・岸本裕史先生のお話を予定時間を1時間も超過して聴けるという《お得》な講演会がありました。

交流会  岸本先生の少々刺激的な関西弁の中には、子どもをたいせつに思い、どの子にも学力をつけてもらいたいという熱い思いが溢れていました。

映像文化に浸り切った日本の子どもたちの将来を心配し、真の学力、教養、知性をつけられない現在の日本の教育と、その中にいてそれに気付かない大人たちを憂う気持ちが、すごい迫力で伝わってきました。

講演の中で、われわれにも鉛筆の正しい持ち方、正確な文字の書き方を教授してくださる指導法は分かりやすく、立派に間違っていた私のペンの持ち方は、今直りつつあります。

交流会  では、真に子どもを賢い人間に育てるためには

1. 近所の子らと3人以上で群れ遊びをさせる。
(自分の家に閉じこもらず外で遊び、よその家にも泊まる)
2. 学力をつける。
(読み、書き、計算を繰り返す。本をたくさん読む)
3. 運動能力をつける。
4. どんな小さなことでもよいから家の手伝いをさせる。
5. 朝ご飯を食べさせ、テレビをほかす(捨てる、使わない)

でした。

また、本をたくさん読む子にするには、親子で絵本を楽しむ習慣をつけるのが何よりの方法であるというお話を聞き、改めてわれわれ絵本講師の仕事の責任の重さを感じました。
午後は藤井代表のお話と会員の活動報告がありました(田部百合子さん、堀純子さん、井下陽子)

交流会  意見交換の時間が少なくなり、声を聞けなかった人もありました。
次回は、皆様の声が聞けますように、お休みだった方にも会えますように。

事務局から講座案内のチラシが配布されました。名刺とチラシ、グッズもそろい「小さな羽ばたき」の準備完了。さあ!思い思いの空へ飛び立ちましょう。
では、次は秋に!

(賛助会員・絵本講師 井下 陽子)



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絵本で子育てセンター