私の絵本体験記

「絵本フォーラム」49号(2006年11.10)より
「親から子、子から孫へと続いてほしい」
松堂 ユウ子さん(福岡県福岡市)


 私には4歳と2歳の女の子がいます。ほるぷフォーラムの絵本と出会って約2年になりますが、その間はほぼ毎日、子どもたちが望むだけの絵本を寝る前に読んであげています。
  「これとこれを読んだら、ねんねしようね」読む前には必ずお約束をするのですが、大抵は素直に寝てくれます。
  そんな我が家ですが、私がほるぷフォーラムを知る前は、読み聞かせをする上で試行錯誤しておりました。そんな難しいことではないのでしょうが、本選びとか、いつどのぐらい読んであげるのがいいのかなど。
  そんな中、ほるぷフォーラムの絵本と出会い、部屋いっぱいに並べると、子どもたちは大喜び。これ読んで、あれ読んでと次から次へと絵本を持ってきます。親としては大変ですが、子どもと共通の世界に入り込めるのはうれしいことでもあります。また、私自身がイライラしていても、絵本を読むと心が落ち着いてきます。
  育児に自信のない私ですが、読み聞かせだけは自信が持てます。
  将来、子どもたちが大きくなって、必ず役に立つ日が来ると思います。そして、自分たちの子どもにも絵本の読み聞かせをすると思います。
  そのときは、今持っている絵本を姉妹で半分ずつ分けて、大事にしてほしいと思います。親から子、子から孫へ、そういう習慣がずっと続いたらいいなぁと思います。

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