おすすめ絵本

「絵本フォーラム」第36号(2004.09.10)








『エルシー・ピドック、
ゆめでなわとびをする』
(エリナー・ファージョン/作 シャーロット・ヴォーグ/絵 石井桃子/訳 岩波書店)

 なわとびが大好きなエルシー・ピドックは7歳の時、ケーバーン山に住む妖精アンディ・スバンディに見込まれ、人間業とは思えないほどすばらしく飛べるようになりました。それから約70年後、領主がケーバーン山から村人を締め出そうとした時、縄跳び大会で決着をつけることになり、エルシーが窮地を救います。
/定価2205円(税込)

『まじょのほうき』
(さとうめぐみ/ぶんとえ
ハッピーオウル社)

 魔女が、切り株に柄の折れたほうきの穂を置いて、枝を捜しに行きました。すると、トラがやってきて、穂を頭に付け、体のしまもようを切り株に置いて、ライオンに変身しました。それから次々に動物がやってきて変身を繰り返しました。戻った魔女は切り株にあった穂をつけても飛ぶことができません。ユニークな発想の絵本。
/定価1344円(税込)







『やさいだいすき』
(柳原良平/作
こぐま社)

  だいこん、にんじん、きゅうり、かぼちゃなど、たくさんの野菜の数、形、色などが紹介された絵本。すべての野菜にユーモラスな顔が付いており、親しみが感じられます。鮮やかな色と上品な線で書かれた野菜が、緑、茶色、青、黄色などの背景の上に配置されていて、わかりやすく、赤ちゃんから楽しめます。
/定価945円(税込)

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