積み木創作遊び
子どもたちいきいき
尼崎市・梅花東幼稚園


夢中になって積み木を積み上げる園児たち

並べて重ねて何ができたかな

 兵庫県尼崎市の私立・梅花東幼稚園(濱名章園長・園児277名)は、5月21日23日の2日間、積み木5000個を使って園児と先生たちが「積み木遊び」を楽しみました。
 最初、先生のピアノ伴奏で全員が「アイスクリームの歌」を歌いながら、積み木で「カチカチ」と調子を合わせます。歌が終わると、積み木のかたちや扱い方について説明を受けました。
 園児たちは、初めて見る積み木の多さに最初はビックリしていましたが、すぐに、積み木で次々と「創造物」を創りあげていきます。橋ができます。街の大きな建物が積み上げられます。公園もでき、花が咲きます。道路の建設に取りかかるグループがいます。友達と声をかけ合いながら一心不乱に積み木遊びに没入していました。

 担任の先生は「普段、教室で見たことの無い、子どもたちのいきいきした表情が見られたことが印象的でした」と語っておられました。

絵本フォーラム29号(2003年7.10)より
和久洋三さんの童具館のホームページ