はばたきの会交流会


<2015年度 第1回「絵本講師の会」合同交流会(芦屋)報告> 
(2015/05/09・芦屋市民センター)


「花水木の香漂う芦屋で」

司会:大西徳子 2015年度第1回合同交流会が2015年5月9日(土)、しっとりと雨の降る芦屋にて行われました。1期生から新たに「絵本講師・養成講座」 の11期を修了された方まで総勢72名の絵本講師が集まり、司会の大西徳子さん(芦屋6期)の進行のもと和やかに始まりました。 

 まず大長副理事長の挨拶で 「絵本で子育てセンターでの新体制挨拶:大長咲子についてのお話がありました。また「絵本講師・養成講座」も12期生がスタートし第1回むのたけじ先生の講演が芦屋で無事行われたことなどをお話されました。東京会場は5月16日に開講式を迎え、今いる1300人以上もの絵本講師に加え、これからも大きく羽ばたけるように「絵本講師・養成講座」をどんどん知人に紹介してくださいと語られました。7月5日には東京にて交流会が行われることや、8月1〜2日には恒例の伊座利ツアーがあることなど様々な報告がなされました。

会則説明:小田由美 芦屋9期生の小田由美さんの会則説明ののち、続いて会員の自己紹介、各支部(明石、池田、いっぽ南大阪、絵がお、神戸、但馬、世田谷)の紹介がありました。それぞれ特色ある内容に各地ではばたいている様子がうかがえました。

 

 

自己紹介 支部紹介

講座をする前に:星野めぐみ

 

 続いて、芦屋8期の星野めぐみさんから《講座をする前に》として、活動する上での手続きについて話されました。ご自身の講座の経緯や講師料などについて体験談を交えた説明はこれから一歩進むうえでのとても参考になるお話でした。

 

 

 お待ちかねの午前の絵本講座。講師は芦屋9期の女子大生の舛谷修子さん。演題は『お父さん・お講座実演:舛谷修子母さんになるまえに』。舛谷さんは現在高知県在住。現役大学生でありながら大学生に向けた絵本講座を四国で展開されています。子どもを育てるのに大切なもの愛着・スキンシップについて、勉強されたことを会員に向け分かりやすく伝えてくれました。いいお父さん、いいお母さんになりたいという大学生が舛谷さんの周りには多いとのこと。講座をした際「僕は、いいお父さんになりたいです。どうすればいいですか」という質問を受けたそうです。日本の未来に明るさを感じる講座でした。

 

 休憩に入り、皆それぞれ懐かしい仲間との会話を楽しみ、いよいよ午後の部。東京からお越しいた講座実演:澤美代子だいた澤美代子さん(東京8期)の講座実演がありました。演題は『絵本でカラーセラピー』。澤さんは現役パーソナリティーをしつつ一男を育てるお母様でもあります。今の体調や気持ちからまず色で表現し、色から受け取るメッセージで絵本を紹介されていました。赤・オレンジ・黄は食欲を誘う色でリラックス効果があること、ピンクは子宮の色で温かく守ってくれる色など、絵本の色から五感を刺激し楽しむことなど一冊一冊丁寧にお話されました。最後に大人に向けた一冊を読まれ温かい空気に包まれました。

 

 そして気を引き締めるべく藤井顧問の《絵本講師としての心構え》についてのお話がありました。今の日本には危うい空気が漂い大人不在の社会が進行しつつある中で、自分たちは何を考えていくのか。そこで子育て支援する身の絵本講師として、努力を怠ってはならないと話されました。現代社会の状況を把握し自分なりに理解し発言にはしっかりとした責任を持つ。どういう絵本講師になるのか、いかに絵本講師として絵本を届けていくのか、皆がそれぞれ何かを感じ考える時間となりました。

 その後、グループワークのため恒例のテーブル・座席移動。とても皆さんの理解がありスムーズに進みましたことに感謝いたします。

 それぞれの活動について、今ある状況について交流を深めることができたように思います。行動を挨拶:池田加津子起こしている方も、まだ一歩踏み出せていない方も、様々な活動をしている方も皆が同じ目標を持ち情報交換をすることは、この合同交流会でのもっとも意味のあることだと思いました。

 楽しい時間も過ぎ、はばたきの会副会長池田加津子(芦屋2期)より閉会の挨拶をいただき無事交流会は終了しました。

 

 

(報告・加藤 美帆・芦屋3期生)

報告 加藤美帆


参加者の皆さん

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