19年度第1回

絵本講師に誇りを感じ、確実な一歩を

交流会  半袖でも歩けそうな程暖かだった4月14日、今年度第一回の「はばたきの会」が、芦屋市民センターで開かれました。

  新しく3期のメンバーが加わった会場内は始まる前から熱気いっぱいで、久々の再会を喜んだりお互いの近況報告をしあったり…初対面でも志を同じくする仲間であるせいかすぐに会話がはずんでいる様子で、雰囲気はとても和やかでした。

 森ゆり子理事長、井下陽子さん(はばたきの会副会長)の挨拶のあと芦屋1期の田中八潮さんによる会則説明とスムーズに会は進行、続いて藤井勇市代表から絵本講師としての基本的な考え方についてのお話をいただきました。

完璧を求めない、大切なのは自分がいかにその課題に真剣に取り組んでいるかということ…養成講座を修了したばかりの私にとっては何よりもありがたい、そしてこの先ずっと支えになってくれるであろう言葉でした。
交流会  絵本講師という仕事だけではなく何事でも新しいことに取り組もうとする時不安を感じ、私に出来るのだろうか…と思ってしまうものですが、今ある自分を信じ努力していく過程が大事なんだ、とにかく一歩を踏み出さなくては、と一人一人が気持ちを新たにしたことと思います。
忘れてはいけないのは話を聴いてくれている人たちへの敬意であり、常に誠実な態度で向き合っているかという自分への問いかけであるというとても大事な姿勢についてもお話いただきました。

全員の簡単な自己紹介のあとお昼、休憩があり午後の部スタート、まず芦屋2期の天野美佐子さんからご自身の講師としての活動についてのお話でした。
自分と絵本講師という仕事を知ってもらうため精力的に動き、小さなチャンスや人との出会いを大事に活動してこられた様子に会場にいた会員みんなが圧倒されたと思います。
足繁く挨拶に行く、お礼状や年賀状は欠かさない、とにかく人とのつながりを大切にしてきたというお話からは、チャンスをただ持っているのではなく自分で作ってこられた自信も窺えました。
交流会
続いて芦屋1期の井下陽子さん、2期の光宮裕子さんから活動報告があり、積極的に動き小さな出会いも大切にする大事さをお話いただきました。
そして先月「絵本で子育て」センター大阪南支部を発足させた芦屋2期の高梨香寿子さんのミニ絵本講座。
これが絵本講師デビューという高梨さんの語り口はとても優しく、普段お子さんと楽しく過ごしている様子が目に浮かぶようでした。
支部発足の経緯などについてかなり活発に質問も出、会員の方々の関心の高さも感じられました。
最後に楠まどかさんより会報の原稿作成、入稿方法についての説明がありこの日の全スケジュールは終了しました。

交流会 何よりも勇気を持って前に踏み出していく大切さを痛感した一日でした。謙虚に、でも自信を持って進んでいかなくては何も始まらない、そして小さなチャンスや人とのつながりを大切に…その中で戸惑うことがあればたくさんの仲間や先生が支えてくれる、そう確信できたことは大きな励みになりました。絵本講師という仕事に改めてやりがいと誇りを感じながら、一歩づつ、でも確実にはばたきを広げていきたいと思います。 

(報告 第3期芦屋修了生 来栖 史江)


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